さて、6月10日のキッズBEEトライアル(予選)まで約1か月となってきました。
5月に入り、我が家の長男君も20分で2問の段階から、30分4問にステップアップしました。
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そんな30分4問の初回はGW期間中の5月5日(土)に実施。
結果はと言うと、、惨敗(ToT)
いや~、ダメでしたね。
今回やったのは第6回トライアルの1問目~4問目まででしたが、母ちゃんの実家に帰省しているという環境が悪かったのか、問題そのものは普段の長男君のレベルからすると、それほど難しくないものも含まれていたのですが、見事に全問不正解(泣)
では、そんな第6回トライアルの問題の振り返りをしていきたいと思います。
第1問
第1問は所謂、小町算のような問題で「+-×÷を一つずつ入れて一番大きな答えは何?」を答えさせるもの。
事前に「一番大きくなるために必要なこと」を考えずに、猪突猛進の「まずは記号を入れてみる方式」でしらみつぶしにやったものだから、混乱してしまい、放棄した模様(^^;)
最終的には、ヒントをあげればできたのですが「闇雲にやる前に、まずは答えに必要なことを逆算して考えてみる」という思考はまだまだのようです。
第2問
これは「ある周辺の長さの長方形を区切って、その出来た長方形の周辺の長さをヒントとして、元の2辺の長さを求める」というもの。
この問題ですが、小2という年齢が影響してか、なんと「2辺の長さ」がどこを指すか分からなかった!とのこと。
「普通に考えれば、縦・横でしょうよ」と思うのは大人の発想なのかもしれません。
まだ学校で習ってないので、仕方ないといえばそうなのかもしれません。
で、この部分については、縦・横の補足をしてあげましたが、やはり沈没。。。
ヒントとして、辺の長さ毎に○×△で印をつけて、問題文中のヒント(元の長方形の周辺の長さ、区切った後の周辺の長さ)から分かることを考えさせました。
そうするとするするっと答えが!!!!
算数は気づけるかどうかが分かれ道だと改めて実感した問題です。
第3問
「3枚のカードを3人の人に、3回配ってその合計数から3枚のカードの数字を推測する」というもの。
この問題も撃沈です。
理由は「3枚のカードを3回配る」という部分から、全部で9枚のカードがあると誤認したようです。
「そりゃあ答えが出ないよ、だって、そもそも問題文が理解できていないんだし。。。」と言いたくなる気持ちをぐっと堪えて、「よし、じゃあ、一緒に一文ずつ区切って読んでみようか」とヒントをパス。
長男君『ここに3枚のカードがあります』
父ちゃん「はいストップ、答えないといけないカードは全部で何枚あるの?」
長男君『??????』『・・・・・3枚』
父ちゃん「はい、3枚だったね」
長男君「でも、ここに3枚のカードを3回配るって、、、あ!!!!』
という感じで読み間違いをまずは気づかせました。
とはいえ、それですんなり解けるかというとそうでもないのです。
問題文中のヒントから2枚まではすんなりと答えがでたのですが、ここからは苦戦苦戦。
というのも、最初の2枚のカードは問題文中のヒントから直接的に導き出せるのですが、もう1枚は問題文中のヒントを組み合わせて、次のヒントを自分で作り出さないと解けないのです。
「カードは全部で何回出てくるんだっけ?」
「それって、全部足したらどうなるの?」
という超特大ヒントを出して、答えにようやく到達。
一つのヒントから次のヒントを自分で作り出すのは、なかなか難易度が高いようです。
第4問
こちらは打って変わって「条件に基づき、ある場所を特定する」という形式のもの。
実はこれ、与えられた条件を単純に順番に見ていけば超絶簡単に解ける問題なのですが、前の問題までで精神力を使い果たしていた長男君にとってはきつかったようです。
一緒に問題文と条件文を順番に読みながら、答えの選択肢を絞り込むだけで答えに到達できるのです。
一緒に読みながら見る見る内に選択肢が減り、自動的に答えに到達できた様子を見て、長男君は「なんだ~、簡単じゃん!!!!!」とのこと。
はい、簡単です。
でもこれが焦っていると解けないんだよな~。。。
総括
今回の30分4問チャレンジの結果は、残念ながら正解数0となりました。
普段の長男君の様子と聞き取り調査による思考プロセスを見ると、まー、実際は半分は解けたかなという感じです。
キッズBEE予選通過への道、まだまだ厳しそうです。
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