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公文式の攻略

以前、公文式についての記事を書きました。

私の周りでも、公文式には通われている方が多くいるようで、そこそこ反響をいただいております。
※関連記事:「公文式」について

 

公文式を始める理由としては、
・費用が比較的安価
・成果が見えやすい
・やることが明確
のような点で、始める方が多いようです。

 

ですが、知り合いの方の話を聞いてみますと「ちょっと困っています」という部分が出始めているようです。

ということで今回は、「公文式の攻略」という視点で書いてみたいと思います。

 

と言いましても、当たり前のことですが、公文式は単なる学習塾ですので攻略も何もないのですが、成果が出るまでに時間がかかるという性質もあります。

その辺り、改めて「公文式とはどういう学習方法か?」というのを紐解きながら、考えてみたいと思います。

 

公文式の特徴「究極のスモールステップ」

現在、教育改革の旗印として「21世紀型スキル」という表現が声高に叫ばれていますが、公文式は見事に逆を行く、いわば「20世紀型スキル」を身に付けるための最高峰だと言われています。

どういうことか?

 

21世紀型スキルは「思考力」に代表されるように、「明確な解」の無いものに対して、自分の頭で考えながら答えの道筋を考えるものです。

一方の20世紀型スキルとは「インプット→アウトプット」を、如何に多く速く正確に出来るかが問われたものでした。

公文式はこの部分に特化し、伸ばすことを主軸においています。

実際の問題は掲載できませんが、公文式の算数プリントは数字の一部を変えただけで「よく見れば機械的に答えが出てしまう(あまり深く考えなくても答えが出せる)問題」を大量にこなします。

その理由は、公文式のコンセプトが「細かい理屈は抜きにして、まずは大量にこなして、その大量にこなす中で自然とできるようにしよう」というものだからです。

これはよく覚えておいた方が良いです。

 

親からすると「よくもまぁ、こんなに似たような問題をやらせるなー」と思うかもしれませんが、それこそが公文式のコンセプトなのです。

似たような問題を徹底して反復練習する、いわば「究極のスモールステップ学習」とも言えるのが公文式の特徴です。

 

公文式を生かすには

ですが、その一方で親がそう思うように、当然ですが問題を解く子供も「似たような問題ばっかりだな・・・」という感想を持ちます。

地道に作業をこなすのが得意な子にはストレスなくこなし易い反面、飽きっぽい子には集中力が持続しにくいという難点があります。(男の子に多いですね)

これは子供視点で言えば、似たような問題が連続しているので躓くことは少ない反面、飽きやすいということです。

また、公文式の特徴として「間違えることを気にせず、とにかく解け」というスタンスがあります。

「間違いは指摘してもらうもの」という形式ですので、ご家庭でやる宿題も実は親が丸付けをしてあげる必要があります

ここを知らずに公文式を始めたご家庭が「何だか、大変だぞ、、、」と思うのは、この点が多いようです。

 

では本題の「公文式を生かすために必要なことは何か?」という答えに対しては、もう想像は付いているかと思いますが、答えは一つです。

 

それは「いかにして子どもに飽きさせないかに、徹底的に注力する」ということに尽きるのです。

 

そのためには、例えば、
・時間を計ってタイムトライアルをする
・少しでも出来たら褒めてあげる
・親も一緒に隣で勉強する(何でも良いです。本を読むでも良いです。)
のような方法が効果的です。

 

キーになるのは「親の関わり方」

前述の3つの方法を見て、何かお気づきになりましたでしょうか?

実はこの3つの方法は全て「親が関わっている」という点が共通しています。

勉強でも何でもそうですが、単調なものは飽きやすく、一人でやるのは早々に苦痛が伴います。
であれば、この逆をいくことがポイントになります。

 

つまり、「子ども一人でやらせないで、親が一緒に関わってあげること」

これこそが公文式を攻略していく一番の近道なのです。

 

公文式は教育業界の中では
「どのくらいスムースに解けるかは子ども次第」と言われ、
「どのくらい続けられるかは親次第」と言われています。

要するに、親の関わりがあってこそ、公文式はその真価を発揮できるようになるということなんですね。

 

「一緒に公文式に取り組んであげる」

 

それこそが公文式で大きな成長を生むための「親が意識すべきポイント」なのです。

※公文式について、より詳しく知りたい方は、以下の書籍を読まれることをお勧めいたします(^^)