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★書評★スティーブ・ジョブズ(ポプラ社ノンフィクション)

おすすめ度:

稀代のイノベーター、スティーブ・ジョブズについて、子どもでも読み易い本(マンガじゃなくて)を探している時にこれに出会いました。

対象年齢としては、小学校中学年以上といったところでしょうか。

 

内容(構成など)

ジョブズの生涯を幼少期から晩年まで、ダイジェスト的に網羅されています。
「ジョブズがどんなことをやってきたか」という功績を知る入門書としては最良だと思います。

漫画ではなく活字だけの本ですが、字が適度に大きく話がエピソードごとに短くまとめられているので、停滞感がなくサクサクと読めます。

ですが、ジョブズの持っていた根本部分の考え方や、その考え方がどのように作られていったかなどの詳細については大幅に省略されています。(まぁ、子どもには難しい話も多いですから)

 

ビジネスマンが何かのインプットを得ようとして読むには全く味気なく役立ちませんが、子どもが興味を持つには良いと思います。

あと、身近なアイテムに関するものなので読書感想文にはもってこいだと思いました。

またジョブズ≒アップル製品ということで、PC、iPad、iPhoneなどを日頃から目にしているデジタルネイティブと呼ばれる世代にとっては、それらの機器がどのような経緯で生まれたかを知る、興味を作る入口にはなります。

 

寸評

ただ、教育父ちゃんとしては、ジョブズを子どもに教えるのであれば、イノベーターとしての功績だけを羅列的に知るのではなく、画期的な商品が生まれるまでの紆余曲折やひらめきが生まれるきっかけなどを伝えたいところです。

これから変化が急速に進む未来において、既成概念にとらわれないことの重要性や、物事を突き詰めることの重要性を感じてもらえるともっと良いと思いました。

 

ということで、星は1つ減らし、4つ()とさせていただきます。